行く年来る年ツアー
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

このお正月、我が家はちょっといい場所で迎えました。
それはどこかと言うと、船の上!
その名も「行く年来る年ツアー」たる、
とっても縁起の良さそうな旅行に参加してきたのです。




大晦日の午後2時、宝塚を出発。
JR、地下鉄、ニュートラムと乗り継いで、目指すは大阪港。

子どもたち初体験のニュートラムは、まるでアトラクション。
というのも、運転席はあるが、運転手が居ないので、
「きっとここ最後尾なんだわ」と、ガラスにへばりついていたら、
予想外にも、それは先頭。
高架を走って眺めもいいので、親子ともどもハイテンションに。
わたしが、
「うわ〜、運転手さん透明やん!」と、無人の運転席を指差し、
「そんな、顔指差したら失礼やん」と姫に諭される。
運転手さん、すみませんでした。

ニュートラムを出てバス停に向かう改札で、
どっちへ行けばいいのか判らず、駅員さんに質問。
わたし、
「あのー、フェリー乗りたいんですけど、
 この真下の『無料送迎バス』のバス停に行けばいいんですよね?」
駅員さん、
「え?どこ行きのフェリー乗るの?
 『無料送迎バス』に乗ったら、那覇まで連れてかれちゃうよ〜」
夫、
「ええな、沖縄」

とは言え、そんな自由な旅行ではない。
わたし、
「いえ、宮崎に行くんです」
駅員さん、
「?宮崎?」
夫慌てて、
「いえ、志布志港行きに・・・」
駅員さん、
「あ、志布志なら・・・」
その後、夫から、
「これから自分たちは、『鹿児島県』の『志布志港』行きのフェリーに乗るんだ」
と知らされる。

ええ〜っ!?

旅行が決まったとき、夫から『さんふらわぁ』に乗ると聞かされた。
『さんふらわぁ』といえば、かつてそれで宮崎に行ったことがある。
というわけで今回も、「宮崎に行くのだ!」と思い込んでいた。
職場でも「宮崎行って来る」って言っちゃったよ〜。

とにもかくにも、正しいバスに乗って、正しいフェリー乗り場に。
実に四つの乗り物を乗り継ぎ、
午後5時、大阪フェリーターミナル到着。
無事、乗船。

乗船直後、通りかかったロビーでスタッフさんが、
「来年、年男年女の方はいらっしゃいませんか〜?」
と叫んでいたので、
「はい!はい!ここに居ます〜」と名乗りを上げる。
聞けば、深夜0時に、カウントダウンパーティーをするので、
是非ご参加願います、とのこと。
おお〜、こいつぁ新春から縁起がいい!!
ということで、聞かれるがまま、寅年の夫の名前を答える。

ちなみにこの旅行、全然リッチな旅行ではないのだけれど、
せめてもの贅沢に、雑魚寝の大広間ではなく、二段ベッドを予約。
姫と王子、大喜びで出たり入ったり上ったり。

全員疲れていたので、早めの夕食、入浴を済ませ、9時の消灯とともに就寝。
わたしだけ11時過ぎに起きて、さっきのロビーのテレビに、
紅白歌合戦(のドリカム)を見に行く。

やがて深夜0時近くなり、家族を起こしに戻る。
だが、このカウントダウンにパパが関係していると察知し、
誰よりも強く参加表明していた姫が、
「やっぱり寝とく」
さらに、お酒の入っている夫も、
「やっぱええわ」
と、消極的発言。

縁起担ぎの大好きなわたしは、
「そんなことあってはならんのじゃ〜」と、
王子を抱っこし、とりあえずロビーへ。
するとスタッフが、
「〇〇あく夫様〜」と、夫のフルネームを連呼しているではないか!
夕方、名前を伝えておいた甲斐があった!

というわけで、急いで又二段ベッドに戻り、
「スタッフが探してるよ〜」と、やや人のせいにしつつ夫を起こし、
起きたくはないが、一人で残るのは不安、という心理を利用して姫も起こし、
家族四人、大急ぎでロビーへ。

ロビーに着き、「〇〇です〜」と名乗ると、
当然のように法被を渡された夫。
着ると、今度は当然のように木槌を渡され、
「カウントダウンと同時に、鏡開きをお願いします!」
やったー!何て縁起のいい年明け。
これで2010年、我が家は安泰!
喜ぶわたしと、困惑気味の夫。

「3、2、1、おめでとうございまー寿!」

s-kagamiwari.jpg沢山の乗船客が居る中、年男年女はたった5人。
その5人が、率先して接待されると思いきや、
鏡開きしたお酒を率先して配り、接待する係に・・・(?)。
いやいや、これも縁起のいい初仕事!
ついでに、酒のつまみや、ジュース、
記念のキーホルダーなどが配られ、
さらに王子は、船長さんのコスプレまで出来て、
まさしくお祭り気分の「行く年来る年」に。

大晦日は、大阪港を出るときから荒れた天気で、
「デッキへは出られません」というアナウンス。
それもあって、期待薄だったのだけれど、
元旦は、とてもいい天気。
で、ツアーのメインイベントでありながらも危ぶまれていた、
『船上から見る初日の出』を、無事拝むことが出来た。
ありがたや〜。

ちなみにわたしは拍手を打ったが、そんなことをしているのはわたしだけだった。
あれっ?

朝食後、元旦午前8時半、志布志港到着。
ここからツアーバスで、霧島神社に。
1時間半のバス車内、地元のバスガイドさんの、
まさにプロと言うべきトークで楽しく過ごす。
とはいえ子どもは愚図るかと思いきや、終始穏やかに過ごした王子。
我が子ながら、そのお利口さんぶりに恐れ入る。

さらにガイドさんが、
「昨日は吹雪いていたのに、今日は嘘のようないい天気」
「毎年神社近くは渋滞するのに、巻き込まれずに到着、信じられない」
と、当日の幸運を絶賛。
おかげでこちらも上機嫌に。

霧島神社では、子どもたちに、お揃いのお守りを購入。
いつもは買わないが、旅の記念の意味と、
あまりにもいい音のする鈴で、
これは本当に邪気を祓って、子どもたちを守ってくれそう!と思えたから。
ちなみに、ピンク、ブルー、うすむらさきの三色ある中から、
姫は迷わずブルーを、王子は迷わずピンクを選択。
よしよし。

その後、有名ないわさきホテルで、バイキングと入浴。
バイキングは本当に美味しく、驚くほどの広さの露天風呂は極楽。
硫黄の温泉から立ち上る蒸気は、まさに雲。
「雲ってここで作ってたんだ〜!」と姫。
仙人になった気分で、今年の初風呂を堪能。

そこから、焼酎屋さんを巡って、夕方志布志港に戻り、
再度『さんふらわぁ』に乗船、翌二日の早朝、大阪に帰って参りました。

二日連続、一人用のベッドに姫、王子、わたしと三人で就寝。
子どもがベッドから落ちないよう気を張ったままだったわたしは、超寝不足。
でも、その二段ベッドこそ、子どもたちには旅の一番の思い出となった様子。
楽しいお正月でした。

s-bed.jpg夫よ、連れて行ってくれてありがとう!




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コメント一覧

うわぁ、いい年末年始だったね。

まりあくブログが新年になってなかなか更新されなかったのは、この旅ログをこつこつ書いていたって訳なのかな。

読んでる私までもが新年早々縁起がいいことを体験している感がありました。ご利益ご利益。

しかし毎度思うのが姫ちゃんの詩人ぶり。とそれを即発するまりあく発言。

ニュートラムの無人の運転席を指さして「透明人間」だなんて、逆立ちしたって私には出てこない問いかけだ。

・・・・神戸のポートライナーの無人運転席を指さして私と夫が交互に「これは自動運転で動いている。機械で制御されている。」など、超現実的なことを息子に教えた風景とは大違い。。。。

今更「透明人間だ」と言ってももう息子は信じないだろう(汗)・・・

いわさきホテルの立ち上る雲を姫ちゃんが「雲ってここでつくってるんだ」は名言。
あーやっぱり詩人ね。

そしてちらちらとうかがわれる王子くんのお利口ぶり。

快晴に恵まれ、年男との家族旅行ほんとによかったね。

お正月あけてから、数々のずっこけ記録を更新しているサリーとしては、この縁起のいいまりあくブログにあやかり、今日からいいことありそう。。。

[投稿者] サリー | 2010年1月21日 05:05

サリーさん あけまして(何度でも)おめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

速攻コメントありがとうございます。
お正月からこれをコツコツ・・・、
だったらいいのですが、実に書きたいことだらけの毎日で、
忘れないうちにあれもこれも・・・と、中途半端なメモばかり増やした一ヵ月でした。

この旅ログも、何とかここまで削ったのですが、
まだ長いですね。

「運転手透明人間説」を唱えたのは、夫なんですよ〜。
それにしては夫もわたしも配慮がなく・・・
やはりリアルな想像力は、子どもには敵いませんね。

今年もいい年になりそうです!

[投稿者] まりあく | 2010年1月21日 08:10

いいなあ、旅。

出たいなあ、旅。

どれもいい写真ですねえ。

ホントにうらやましい。

因みに、現在我が家はPCが故障中。

これも職場で書いています。

幸先悪いわあ。

[投稿者] トク | 2010年1月23日 00:03

とても楽しい旅行になったようですね。
年末年始にかけて家族旅行は本当に
いい思い出になると思います。

姫ちゃんと王子くんは毎日成長著しいですね。
お互いに今年も成長を感じる1年になるんでしょうね。
いい1年になりますように

[投稿者] むこすた | 2010年1月24日 00:46

トクさん コメントありがとうございます。

PC故障で幸先悪い?
いやいや持ち物は、家族が怪我や病気をする代わりに、
壊れてくれるのですよ〜。
それで済んで、ラッキーラッキー!!

夫が、「トクさんから、GWに遊ぼうって誘われた」と申しておりました。
いいねえ・・・って言うかどんだけ先!?
現実逃避したいのね・・・(合掌)。

夫は早速図書館で、るるぶまがいのムックを借りて来ました。
今年もたくさん遊んで下さいね〜。

[投稿者] まりあく | 2010年1月24日 12:08

むこすたさん コメントありがとうございます。

楽しかったです。
二段ベッドに親子四人とか、今しか出来ない旅行です。
将来「あんなんようしたなあ!」と、笑って話せるようになっていたい。
今と同じレベルだったら、ちょっと悲しいですが・・・。

周りの人に恵まれて、日々楽しく過ぎていきます。
今年もよろしくお願いします!

[投稿者] まりあく | 2010年1月24日 15:55

なんとも素晴しい、縁起のよい年末年始でしょう!!
ブログを読んでいて、その場面が目に浮かび、
とっても楽しく読ませていただいたよ〜。

こんな年末年始の過ごし方もあるんだね!
すごく参考になるぅ〜うちもマネしちゃおうかな☆

お守り、
>姫は迷わずブルーを、王子は迷わずピンクを選択。
うちと同じ。
うちも長男は迷わずブルー、次男も迷わずピンクです(苦笑)
次男は、今から「ランドセルはピンクがいい〜」って言ってます。
男の子でピンクが好きな時期は限られるから(長男も昔はピンク好きだった)、
そのときが本当にかわいくってかわいくって…

縁起のよいブログ、私もおすそ分けしていただいた気分で、
最高じゃなくてもいいからごくごく普通にいい一年になるといいな〜

[投稿者] ice | 2010年1月24日 23:46

iceさん コメントありがとうございます。

次男くんも、ピンクが好きなんだ〜。
やっぱり気が合う二人なんだ〜。

でもひょっとして、兄弟とも、自分のクラスの帽子の色が好きなだけ!?
一緒の小学校だったら、二人でピンクのランドセルもあったかも!
すごく注目されただろうなあ〜。
って、iceさん、次男くんのランドセルも、もちろん黒決定なんですよね!?

今回このブログを書いて、
自分は縁起がいいことが好きというより、
縁起がいい!と思い込む癖なんだな、と気付きました。
多分、本当のわたしはネガティブで、
縁起がいい!と思い込むことで、安心しているのだと思います。
自分発見〜。

今年はお互い、新しい体験が多くなりそうですが、
いつもその選択は正しいと信じて、前に進みましょうね!

今年もよろしくお願いします。

[投稿者] まりあく | 2010年1月25日 08:35
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